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「唾液」について

みなさんこんにちは。藤井寺市のなんこう歯科クリニック、院長の南光です。

 

あと50日くらいで、東京オリンピックの予定です。50日前になって、観客を入れるのか? ボランティアをどうするのか? 本当に開催するのか??  国内だけでなく、海外を含めた医療と経済のことですので、非常に難しい問題で、出場する選手のモチベーションを維持するのがかなり大変だと思います。この開始前のネガティブな雰囲気を逆転できるような大会に是非してほしいものです。

 

さて、今回は新型コロナウイルスとも関係のある『唾液』について述べたいと思います。

 

唾液は、大唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)と小唾液腺(口腔や咽頭の粘膜全体に分布)で作られ、通常は1日に1~1.5リットル(大きいペットボトル1本)程出ていると言われています。その唾液の作用として以下の6つが挙げられます。

 

 

① 自浄作用

汚れを洗い流す作用で、適度な粘性を持った唾液がお口の中にとどまっている汚れを洗い流してくれています。その結果、虫歯や歯周病を予防してくれます。

 

② 緩衝作用

ものを食べた時、ミュータンス菌(虫歯の原因菌)が酸を出すことで、歯を溶かそうしますが、唾液はその酸を中和してくれる作用があります。したがって、唾液が多い方は虫歯になりにくいと言えます。

 

③ 再石灰化作用

ミュータンス菌により溶かされ始めた歯を修復してくれる作用です。唾液には歯の主成分であるカルシウムやリンが含まれており、脱灰し始めている歯では、その部分を再石灰化してくれます。

 

④ 抗菌作用

口腔内は人間の体の中で最も細菌やウイルスの多い場所です。場合によってはカビが生えることもあります。このような数多くの細菌やウイルスに対して、唾液は多様な免疫物質や酵素で抵抗しています。口腔内が不潔になるといろいろな感染症になりやすくなります。

 

⑤ 消化作用

唾液中の消化酵素(アミラーゼ)の作用により、糖を分解して消化を良くします。

 

⑥ 湿潤作用

口腔内を保湿してくれる作用です。

 

 

これらの作用を持つ唾液は口腔内において非常に重要です。唾液が少なくなると、虫歯や歯周病が起きやすくなるだけでなく、咀嚼や嚥下・発音などの口腔の機能にも影響が出てきます。また、呼吸器系をはじめとする感染症にもかかりやすくなります。もし唾液のことで何かございましたら、お気軽にご相談下さい。