乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備の役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、顎骨の成長や知能の発達、正常な噛み合わせにも影響を与えます。一方、幼若永久歯はとてもデリケートです。永久歯の生えたての時期は、歯の表面が粗造で汚れが付きやすく虫歯になりやすい時期です。また、乳歯に虫歯があると永久歯も虫歯になるリスクが高まります。お子様の歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。
小児虫歯の起こりやすい場所と年齢
- 1~2歳:上の前歯
- 2~3歳:奥歯(乳臼歯)のかみ合わせの溝
- 4歳頃:奥歯と奥歯(乳臼歯)の接している部分(隣接面)
- 6歳頃:生えたばかりの奥歯(第一大臼歯または6歳臼歯)のかみ合わせの溝